お庭・外構の中でのレンガの使い方とデザインパターン

NEW!!

愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪

造園、外構工事でお困りの方はお気軽にご相談ください！

ホーム＞コラム＞お庭・外構の中でのレンガの使い方とデザインパターン

お庭・外構で使われる素材の中にレンガがあります。優しい質感が特徴的ですが、今回は様々な場面で使われるレンガに注目してみましょう。

敷き（ペイビング）

レンガの特徴といえば温かみのある色合いと質感ですが、それをいかして舗装のための素材として使われることがあります。アースカラーのレンガ色が床面に配置されることによって、お庭・外構の印象を柔らかくすることができるでしょう。

広い面積を敷くこともありますが、園路として使うのも効果的です。また、レンガの並べ方を変えることによって雰囲気を変えることもできます。ちょっと変化をつけた並べ方としては、上の写真のバスケットや魚の骨を連想させるヘリンボーンなどがあります。

設置方法としては、基本的に人しか歩かないということであれば砂だけで固定する砂ぎめで問題ないですし、車が通れるようにしたいということであればコンクリートの下地を造った上にモルタルで固定していくのがいいでしょう。

積み（ウォーリング）

レンガを積んで花壇などにすることもあります。レンガの大きさは通常長い面で20㎝ちょっとですので、目地幅を調整することによって曲線で仕上げてもきれいに収まります。デザインの中に曲線を取り入れることによってより柔らかい雰囲気を演出することができますね。

積む段数が増えて高さがでてくる場合には、安全面を考慮して鉄筋が通せるものにした方がいいでしょう。アンティークレンガなどは全て穴の空いていないものを積んでいきますが、最近の製品は一番上の穴の空いていない笠用のものと穴の空いている積み用のものが分けてあります。

さて、ここまではレンガの持つ柔らかい印象をいかしたナチュラルテイストやヨーロピアンテイストなお庭・外構に合わせる通常の使い方のお話をしてきましたが、上の写真のようにモノトーン系のレンガを直線的に使うことによってモダンテイストのお庭・外構に合わせることもできます。また、暖色系のレンガを直線的に使ってトラディショナルテイストのお庭・外構にも合わせることができますので、レンガはかなり幅広い使い方ができる素材と言うことができるでしょう。

造形物（オブジェ）

最後に、応用編的な感じでレンガを使った造形物をご紹介していきます。敷いたり積んだりと施工の自由度の高いレンガは様々なものを造るのに使うことができます。バーベキューコンロはレンガの耐熱性という特徴もいかした例ですね。場合によっては耐火レンガを使ってピザ釜を作成することもできます。