プランターの素材とデザイン①

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お庭のガーデニングやベランダガーデンなどで活躍するプランターですが、周囲の環境やデザインに合わせて様々な種類の素材から選ぶことができます。今回は陶磁器製のプランターに絞ってそれぞれの素材の特徴と合わせやすいデザインを見ていきましょう。

 

プランターの素材とデザイン①
プランターの素材とデザイン①

テラコッタ(素焼き)

テラコッタ(素焼き)
テラコッタ(素焼き)

テラコッタ(素焼き)プランターのアースカラーで柔らかい色合いと質感は、ナチュラル系のお庭にぴったりでしょう。デザイン的にもシンプルな物から複雑な装飾のある物までいろいろありますので、モダン系から可愛らしい系のお庭までカバーすることができます。ただ、モノトーンでまとめたシンプルモダンや無機質なお庭に置くと、いくらシンプルなデザインの物を選んでも浮いてしまうこともあるので気をつけましょう。

 

機能的には表面が全て水や空気の出入が自由な多孔質であるため、植物の生育には優しい素材と言えるでしょう。その反面、氷点下の状況では多孔質内の水分が膨張することによってヒビや割れの原因になってしまうこともあるため、ある程度使用場所を選んだ方が間違いないようです。

 

 

陶器(釉薬のあるもの)

陶器(釉薬のあるもの)
陶器(釉薬のあるもの)

釉薬を塗って焼き上げることにより表面をガラス質にし、水や空気の出入をブロックした焼き物もプランターとしてよく使われています。テラコッタと違い陶器表面での空気、水の出入はできませんが、排水の穴さえあれば植物を育てるプランターとして全く問題ないでしょう。逆に、水の出入をブロックすることにより凍結によるヒビや割れのある程度の防止が推測できます

 

このタイプのプランターデザイン的な特徴は、釉薬の色を変えることによるバリエーションの多さです。テラコッタの色がある程度土の色に制限されるのに対して、釉薬の色は現在では自由に変えられるため地色、模様など非常に自由なデザインを楽しむことができます。そのため、形状や色を上手く選んであげれば周辺のデザインにも自由に合わせることができるでしょう。

 

 

ガラス繊維入りのもの

ガラス繊維入りのもの
ガラス繊維入りのもの

正確には陶磁器とは違うのかもしれませんが、土素材とガラス繊維を混ぜて造られたテラコッタのような風合いを持ったプランターも出てきています(ファイバークレイなどと呼ばれています)。これらの素材は、素焼きの風合いを残しつつその耐久性の弱さをガラス繊維を混ぜることによってカバーしているというのもです。また、土素材の改良によって非常に軽量のものや、塗料を混ぜ込むことによりカラーバリエーションが多いものなどさらに機能的かつデザイン的に面白い素材も出てきています。

 

テラコッタではモノトーンのお庭に合わせにくいというお話をしましたが、この素材では黒や白の商品もあるためそれらをカバーすることができます。また、形状的にもシンプルモダンを意識したようなスッキリとしたデザインのものが多くあるというのも特徴です。もちろん、従来のテラコッタ色のものもありますので、形状を上手く選んであげればナチュラル系のお庭にも全く問題なく合わせることができます。

 

 

 

プランターと言っても使う用途や合わせるデザインは様々なため非常に多くの種類の商品が出回っています。今回はその中でも数の多い陶磁器性のプランターをご紹介してきましたが、次回はそれ以外の素材のものも取り上げて行く予定ですのでお楽しみに。

 

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