愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪
造園、外構工事でお困りの方はお気軽にご相談ください!
お庭・外構プランの中で、意外と見逃されがちなのが排水対策です。特に雨の多い時期には重要になってきますので、今回は排水対策に注目してみましょう。
排水対策が必要な状況として、地面の状態によって大きく二つに分けられます。まずはそれぞれの原因から見ていきましょう。
地面がコンクリートなどで固められている場合には、表面の水は地面に浸透させることが難しいため勾配を付けて低い方向へ逃がしてあげるのが一般的です。低い方向へ誘導した水は、最終的に側溝、排水マスなどに行くように計画します。
そのため、水溜まりの原因としては勾配の付け方が足りない、勾配を付ける方向に誤りがある、表面の凹凸が大きいなどがあります。コンクリートなど勾配を均一に付けられる素材であればしっかりと勾配さえ付けてあげればまず問題はありませんが、自然石などで素材自体の凹凸が大きい場合にはその面の中で勾配が変わってしまうこともありますので注意が必要です。
地面が固められていない土などの場合には、表面の水はそのまま地面に自然浸透させてあげるのが一般的です。
この場合の水溜まりの原因は、表面またはその下に粘土質などの水を通しにくい層があり、表面に水が溜まってしまうというものです。これは工事以前に元々その土地が持っている特性という点が大きいため注意のしようがないことが多いですが、周辺の情報などからある程度の予測することはできます。
次に、それぞれの解決方法をご紹介していきましょう。
地面がコンクリートなどで固められている場合の排水対策は、ほとんどの場合既存のコンクリートなどを壊す作業になるでしょう。
一番見た目に違和感なく処理するには、問題のあるカ所を全体的にやり直してしっかり勾配を付け、必要に応じて排水マス及び排水管または側溝を設置してあげます。ただし、場所によってはあまり見栄えを意識しなくてもいい場合もありますし、コストを極力抑えたいということもあるでしょう。そういう場合は、排水対策が必要なポイントを絞って簡易的な側溝として切れ込みを入れてあげるだけでもかなり状況は改善する可能性があります。
以上のように、一度固めてしまった地面というのは問題が起きたときに壊す手間が発生するため、なかなか手が付けにくくなってしまうことが多いです。したがって、一番の排水対策はお庭・外構プラン時の計画をしっかり練ることだと思われます。
地面が固められていない土などの場合の排水対策は、固められた素材を壊す手間がないだけ簡単といえるでしょう。ただし、地面の粘土質などの浸透を妨げている層の厚みがわからないことが多いので注意が必要です。
浸透を妨げている層の厚みが薄ければ、その層を突き破るだけの深さを持った穴をあけて、そこに砂利など水の通りがいい素材を入れるだけで排水口となり、排水の良い層まで水を送ることができるでしょう。
浸透を妨げている層の厚みが厚い場合には、下に抜くことは諦めて地面が固められている場合と同様に排水マスと排水管の設置などを行なう必要があります。このとき、排水マスの高さで水がオーバーフローする形になるため、排水マスは地面よりもやや低く設置して上を砂利などでカバーしてあげるとよいでしょう。
またこのとき暗渠を設置する場合もありますが、数年おきに管の交換が必要であったりと管理の面で大変だったりするため現在のところあまりおすすめはしていません。
以上のように、排水対策でお困りのときにもいろいろな解決策はあります。また、上にあげたのは一般的な例であって状況によって対策方法も変わってきますので、もしお困りの際にはお気軽にご相談ください。相談は無料でさせていただきます。
詳しいご相談はこちらから、お気軽にどうぞ!
愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪
造園、外構工事でお困りの方はお気軽にご相談ください!
Garden office Terra
名古屋市中区丸の内1-9-24
無料相談受付中
TEL/FAX:
052-204-6925
Email: info@garden-o-terra.com
無料相談はこちらから!
まだコメントはありません。